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博士課程前期課程海洋安全システム科学コース2年の片岡幹人さんと足利健介さんが2022年度砂防学会若手研究助成の対象者に選出されました
公益社団法人砂防学会において、大学院海事科学研究科博士課程前期課程海洋安全システム科学コース2年の片岡幹人さんと足利健介さん(指導教員 クリストファー・ゴメス教授)が2022年度の砂防学会若手助成の対象者に採択されました。片岡さんと足利さんは土石流の形成における実験において共同研究を行っています。助成対象となった研究では土石流における流木の影響とその挙動について研究が行われます。土石流の土砂発生量の予測は非常に複雑であり、さらなる研究は重要となります。本研究では、堆積地の土壌や流木の影響を考えることで、現在の土石流シミュレーションの発展に寄与することが期待されます。砂防学会では若手研究者の自主的な発想に基づく積極的な研究活動によって、「砂防学」がさらに発展しその成果が広く国民に貢献することを期待されています。そこで、学会では若手研究者による砂防学に関する調査研究活動に対し助成を行なっており、今回、本研究科の上記の2名が対象者に選出されました。
片岡さんによる去年度の研究成果の発表の様子:砂防学会『宮崎大会』(2022年5月)