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研究活動

受賞・新聞記事など

大学院博士前期課程1年の清水翔馬さんが電気学会優秀論文発表賞を受賞しました

海事科学研究科博士前期課程マリンエンジニアリングコース1年の清水翔馬さん(指導教員 三島智和准教授)が、2021年電気学会産業応用部門大会YSP(Young Engineer Short Presentation)優秀論文発表賞を受賞しました。

対象となった講演論文では、清水さんが修士研究として取り組んでいる高電子移動度窒化ガリウムパワートランジスタ(GaN-HFET)を応用した磁界共鳴方ワイヤレス給電システムについて、受電側電力制御を可能とする1MHz駆動E級整流回路を提案しており、詳細な回路設計指針とその有用性について実証した結果が報告されています。当技術は、ISM周波数帯を利用するワイヤレス給電システムの新しい回路方式と電力制御手法であり、IoT機器や体内埋込型医療機器など小容量電子機器への応用が期待できます。これについて、本プレゼンでは、清水さん自身の口頭発表により説明されました。本YSPは、大学院生を主とする若手研究者の講演により構成されており、全122件の講演論文から14件が同賞に選出されています。

大学・企業からの専門家により構成された同大会実行委員会による厳正な審査の結果、同賞が授与されました。


:受電側PWM電力制御を適用した磁界共鳴E2級ワイヤレス給電システムの検討


:清水翔馬、三島智和(神戸大学)

研究会名:2021年電気学会産業応用部門大会 YSP講演
2021年8月25日(水)、於 長岡科学技術大学(ハイブリッド開催)


賞状