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武田 実教授らによる産学共同提案が、NEDO 2019年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」に採択されました
国立大学法人神戸大学(業務管理者:武田 実教授)、株式会社ヘンミ、株式会社千代田精機、学校法人金沢工業大学、公立大学法人岡山県立大学の共同提案が、NEDOによる2019年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」に採択されました。
本事業は、再生可能エネルギー分野の重要性に着目し、中小企業等(ベンチャーを含む)が保有している潜在的技術シーズを基にした技術開発を、公募により実施する競争的資金制度です。申請テーマに関して、技術や事業化の面での優位性や独自性等の観点から選抜・育成し、事業化を見据えた技術開発支援を行います。
このたび採択された「航続距離1,000 km級FCトラック・トレーラー用角形軽量液体水素タンクの開発」では、脱化石燃料・エネルギーセキュリティ確保に繋がる「水素エネルギー」のモビリティ用最終形態である液化水素タンクとして、2021年までに角形で容量2,000 Lの製品開発を進め、航続距離1,000 kmを達成することを目指します。さらに国内外トラックメーカーへの受注生産や共同開発を進めるとともに、FC船の国際基準の策定が整い次第、国内外の船級資格を生かして小型船市場にも参入し、陸海の大型、長距離モビリティ分野でゼロエミッション化に寄与することを目指します。
関連リンク
・新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業(旧:ベンチャー企業等による新エネルギー技術革新支援事業)