受賞・新聞記事など
海事科学研究科博士後期課程3年の楠本多聞さんが第60回放射線化学討論会で優秀賞(若手ポスター発表部門)を受賞しました
海事科学研究科博士後期課程3年の楠本多聞さんが、9月27日から29日にかけて産業技術総合研究所つくばセンターで開催された第60回放射線化学討論会において、優秀賞(若手ポスター発表部門)を受賞しました。昨年度の学生優秀講演賞に続く受賞です。講演のタイトルは「低エネルギー電子のカルボニル基やエーテル基を含む単量体への影響」であり、神戸大学海事科学研究科とストラスブール大学(仏)、フランシュコンテ大学(仏)、シェルブルック大学(加)との共同研究の成果です。複数の電子(< 30 eV)がヒットした場合に単量体への効果が飛躍的に大きくなることを質量分析法によって直接示した研究であり、イオントラック内の複雑な反応を理解する上で重要であると認められました。