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受賞・新聞記事など

神戸大学特別顧問・海事科学研究科特別教授の關水康司氏が、2016年国際海事賞を受賞しました


7月24日から28日にロンドンで開催されたIMO第118回理事会で、神戸大学特別顧問・海事科学研究科特別教授 關水康司氏の2016年国際海事賞受賞が決定しました。


關水氏は、2012年1月に日本人として初となる国際海事機関事務局長に就任し、2015年12月まで、国際海運からの温室効果ガス排出削減に対する取り組み推進、海賊対策の強化等に注力されました。その貢献が認められ、今回の受賞となりました。授賞式は本年11月に開催されるIMO第30回総会において行われる予定です。


国際海事賞は、IMOの活動等に多大な貢献をした個人又は非政府組織に対し、IMOが表彰するもので、1980年から基本的に毎年1名に授与されております。同賞の受賞は、1992年の篠村義夫氏(元IMO事務局次長)、2014年の笹川陽平氏(公益財団法人 日本財団会長)に続き、日本人では3人目となります。


神戸大学大学院海事科学研究科では、2016年4月に神戸大学特別顧問および海事科学研究科特別教授に就任後、關水氏に、国際海事機関IMOにおける最高責任者(事務局長)を務めた経験を踏まえ、本研究科が目指すグローバル人材育成の実現に直結する有意義な授業、講演等を行っていただいております。