受賞・新聞記事など
藤本昌志准教授、渕真輝准教授らの研究論文が日本航海学会論文賞を受賞しました
受賞概要
1948年に創立された歴史と伝統のある日本航海学会第136回講演会において、平成28年度論文賞を受賞。
受賞者
藤本昌志准教授、渕真輝准教授、他4名(他大学および他機関)
受賞した論文のタイトル
Judging Vessel Courses via the Horizontal Distance Between Two Masthead Lights
受賞対象となった研究(論文)の内容
前後部マスト灯の水平間距離が極端に狭い船舶が、夜間において横切り関係にある場合には、角度のある横切り関係であっても、真向かいに近い横切り関係であると誤認されるという特徴が示されている。
本研究では、マスト灯の水平間距離が何m以上であれば錯視により誤認する可能性が減少するか、自衛艦のようなマスト灯間隔が極端に狭い船舶の見え方の特徴についての質問を水先人、外航職員、内航職員、小型船舶操縦者および漁業従事者にアンケート調査を実施することにより明らかにし、実施可能な対策について検討したもの。