受賞・新聞記事など
海事科学研究科博士前期課程2年 坂本修一さんが電気関係学会関西連合大会 奨励賞を受賞しました
海事科学研究科マリンエンジニアリング領域修士2年の坂本修一さん(指導教員 三島智和 准教授)が、平成28年度電気関係学会関西連合大会 奨励賞を受賞しました。
対象となった研究発表は、平成28年度電気関係学会関西連合大会(電気学会・電子情報通信学会・映像情報メディア学会・電気設備学会 各関西支部主催、IEEE Kansai Section協賛、28年11月、於 大阪府立大学)にて行った講演(オーラル)です。内容は、自動車や舶用機器を構成する金属部品を、数10kHzの高周波電力で焼入れや焼鈍しなどの表面熱処理を行う高周波誘導加熱(IH)システムとして、研究室が開発した電力変換回路に関する新たな理論解析結果が中心となっています。学術界および産業界で活躍する専門家らで構成された審査委員会から高い評価を受けた結果、同賞の授与に至りました。
なお、提案IHシステムは、今夏開催予定である工業炉・熱技術関連機器の国際展示会「サーモテック2017」にて、連携企業と共同出展される予定です。
【講演題目・著者】
高周波IH金属熱処理応用シングルステージAC-ACコンバータのZVS動作の検証
坂本修一、三島智和(神戸大学)、井出千明(富士電子工業)
Experimental Study on a Novel Single-Stage AC-AC Converter for High Frequency Induction Heating of Metal Surface Treatment
Shuichi Sakamoto, Tomokazu Mishima (Kobe University), and Chiaki Ide(Fuji Electronics Industry co.)