受賞・新聞記事など
マリンエンジニアリング学科4年の中林編絹さんがIEEE Industrial Electronics Society Japan Chapter若手優秀発表賞を受賞しました
海事科学部マリンエンジニアリング学科4年の中林編絹さん(指導教員 三島智和 准教授)が、パワーエレクトロニクス学会第196回定例研究会「若手のための研究会」(平成24年12月15日、奈良工業高専)においてIEEE Industrial Electronics Society (IEEE-IES) Japan Chapter(米国電気・電子技術学会 産業エレクトロニクス部門 日本支部)から学生優秀発表賞を受賞しました。
対象となった研究発表では、太陽光発電や風力発電などの分散電源とバッテリ・キャパシタによる電気エネルギー貯蔵装置とを組み込んだ直流マイクログリッドシステムおよびスマートグリッドシステムなどに応用する電力双方向制御可能な高効率直流電力変換装置について、その動作原理と理論解析結果を詳細に述べました。この内容は、中林さんが特別研究(卒業研究)として日頃精力的に取組んでいる成果が中心となっています。
IEEE-IES Japan Chapterが共催となっているパワーエレクトロニクス関連の国内各種研究会における若手技術者の講演全件から、同賞として毎年2名選出されています。今回、論文内容とともに上記定例研究会での講演発表(ポスタープレゼン)が高い評価を受け、その結果受賞に至りました。
論文題目 : |
複合共振型ソフトスイッチング双方向DC-DCコンバータの動作解析 |
著 者 : |
中林 編絹、三島 智和(神戸大学) |
Paper Title : |
Operation Analysis for Multi-Resonant Soft-Switching Bidirectional DC-DC Converter |
Authors : |
Akinu Nakabayashi and Tomokazu Mishima (Kobe University) |