受賞・新聞記事など
西岡俊久教授、藤本岳洋准教授、若林正彦講師が日本実験力学会技術賞を受賞しました
西岡俊久教授、藤本岳洋准教授、若林正彦講師が日本実験力学会技術賞を受賞し、8月31日に開かれた日本実験力学会2011年度総会(於 奈良県文化会館)の席上で表彰されました。
受賞論文:「定常温度場のインテリジェントハイブリッド計測法に関する基礎研究」
受賞理由:光応用計測では実験計測誤差やノイズが含まれる場合が多く、データ処理結果に誤差が多くなる傾向がある。これを解決するために著者らは誤差最小化変分原理を開発して、誤差やノイズを自動的に検出し自動的に消去するインテリジェントハイブリッド法を開発した。この方法では場の支配方程式を満足する正解の場が得られる。このため固体力学ではひずみ応力の正確な値が求まる。また、熱伝導場では今まで可視化できなかった熱流束を正確に表示できるようになった。これにより、き裂先端に熱流束の特異性があることも発見した。この性質は非破壊検査法として有用な性質を持っている。