第150回 海上交通システム(MTS)研究会 ご案内 -日本クルーズ&フェリー学会共催-
Last Update 2024.10.28
クルーズ客船の安全性
観光目的で海洋を周遊するクルーズ客船は、1960 年代に誕生した現代クルーズのビジネスモデルによって、富裕層だけの観光から一般大衆まで楽しめるレジャーとなって急速に成長し、現在では年間3,200 万人が利用し、経済規模が 30 兆円を超える巨大産業となった。
使用する船は大型化し、最大級の船では総トン数が 25 万トン、旅客定員は 6,000 人を超える。そして、船上での感染症による危機を乗り越えるとともに、座礁・衝突時の安全性の担保、大人数の旅客を安全に避難させるための法整備が国際的に進んでいる。今回は、IMO においても安全性規則の構築にも携わってきた 2 人の講師から、クルーズ客船の安全性についての講演をいただき、議論を進めたい。
プログラム
1. 日時 令和 6年 10月 31日(木)13:30〜17:00(17:10〜19:00 情報交流会)
2. 開催方法 対面
3. 会場 神戸大学深江キャンパス 総合学術交流棟 梅木 Y ホール
(参照:アクセス・キャンパスマップ)
4. 共催 日本クルーズ&フェリー学会
5. 研究会次第 総合司会 副会長 澤井 弘保
13:30〜13:40 会長挨拶 会長 長谷川 和彦
13:40〜14:30 世界のクルーズ産業の現状と日本のクルーズ
大阪府立大学名誉教授 MTS 幹事 池田 良穂
14:30〜15:20 船内感染症−新型コロナウイルス禍を通して−
大阪大学名誉教授 梅田 直哉
15:20〜15:30 会務報告および休憩
15:30〜16:20 タイタニック海難から Safe Return to Port まで -衝突損傷時の安全性規則の変遷と問題点-
大阪府立大学名誉教授 MTS 幹事 池田 良穂
大阪大学名誉教授 梅田 直哉
16:20〜17:00 パネルディスカッション憩
講師及び神戸大学リサーチフェロー 関西大学名誉教授 羽原 敬二
6. 情報交流会 17:10〜19:00 於:総合学術交流棟 1 階ホール
7. 参加費 研究会:神戸大学教職員 1000円、 情報交流会: 4000 円
8. 問合せ先 MTS学内担当 石田達朗 E-mail:
Tel: 078-431-6333