国際海事研究センターの中田達也准教授が編集・執筆に携わった書籍『海の法文化と陸の法文化(法文化叢書20)』が国際書院から出版されました
Last Update 2024.02.01
本書では、海の法文化というものを考える余地があるのかを考えることを試みている。陸の法文化とは異なる海の法文化が存在するのであろうか。それとも、海の問題は、陸の理屈の類推の場なのだろうか。また、仮に海の法文化なるものがあるとして、それは単一のものなのであろうか。それとも、多様な海の法文化が存在するのであろうか。本書は次の3部構成を取る。
第1部:「陸」と「海」の文化遺産の相克
第2部:海洋管理における地域伝統と西洋法観念との相克
第3部:国際的海洋管理の最前線
(以上、国際書院書誌情報より)
中田准教授は、第1部3章「サンホセ号発見をめぐる積荷などに関する国際合意 ――コロンビアとスペインの2国間協定の着眼点および評価」の執筆を担当しています。
森 光・中田達也 編
『海の法文化と陸の法文化(法文化叢書20)』
国際書院, 2024年1月, 240p.
ISBN ISBN978-4-87791-325-0.
出版社サイト(国際書院)