12月27日に加速器・粒子線実験施設セミナーを開催します
Last Update 2023.12.14
2023年度の加速器・粒子線実験施設セミナーを下記の要領で開催します。
教職員、院生・学生の皆様、時間の許す限りのご参加をお願い致します。
同施設は1.7 MV タンデム静電加速器 (Pelletron 5SDH2) を主力とし、陽子、He、そして希ガスを除くほとんど全ての安定同位体イオンを10 MeV程度まで加速することができます。
中性子を含む核反応が利用できる国内でも稀な性能を有しており、そのため学外からの利用も盛んです(電子顕微鏡では不可能な分析も可能です)。
一方で、研究科内への広報は十分ではなかったように思っております。
https://www.maritime.kobe-u.ac.jp/study/tandem.html
海事科学研究科内の国際交流基金の援助*を受け、フランス国立重イオン大型加速器研究所CIMAP-GANILへの訪問と共同研究をおこないました。その紹介も含めた施設主催のセミナーを下記の要領で開催します。
ご参加いただき施設の活動の一端を見ていただけると幸甚です。よろしくお願い致します。
記
日時:2023年12月27日 10:40 - 12:10
場所:総合学術交流棟 梅木Yホール
講演1 谷池 晃 准教授
「静電加速器5SDHの現状について」(10 min)
講演2 金崎 真聡 准教授
「加速器・粒子線実験施設で展開する研究の展望 深化と広がり」(10 min)
講演3 小日向 大輔 院生
「フランス重イオン大型加速器研究所CIMAP-GANILでの研究体験」(10 min)
講演4 貞光 俊斗 院生
「その場観察型分光器を用いたPADC中ヒドロキシル基生成過程の観察」(10 min)
特別講演 東 柊斗 院生
「CuNiZr含有物質中に生成するHe-3の検出」(15 min)
注)*「静電加速器等のアストロバイオロジーや地質学からの新規ニーズを開拓するための国際研究ネットワークの構築と拡充」
お問い合わせは山内まで。