国際海事研究センターの中田達也准教授が執筆陣に加わった書籍『Encyclopedia of Ocean Law and Policy in Asia-Pacific』が11月10日にBRILL社から出版されました。
Last Update 2022.12.09
本事典は、これまで学術的に十分説明されてこなかった国連海洋法条約(UNCLOS)の交渉と実施を取り上げたもので、同条約は、ますます国家および非国家にとって重要な参照ルールとなってきています。また、国連海洋法への加盟、国内における実施状況、海域区分問題、海洋紛争、非生物資源の探査と開発、海洋環境保護、海洋科学研究、紛争解決、海洋法の発展への貢献など、各条約加盟国にとって重要な事項を詳細に紹介しています。これら争点の分析は、国連海洋法条約を基本として論じられる各国の国内法、政策および制度を知る際に読者にとって非常に有益なものとなるでしょう。
執筆担当箇所は、漁業管理(7.1, 7.1.1, 7.1.2, 7.1.3, 7.1.4; 111-121頁); 非生物資源の探査および開発(7.3, 7.3.1, 7.3.2, 7.3.3, 7.3.4; 125-129頁); the Scientific Research(9, 9.1, 9.2; 137-140頁)です。
出版社サイト(BRILL)