本学で学びたい方へ一般・企業の方へ在学生の方へ卒業生の方へ教職員の方へ

HOME > お知らせ 2021年度 > ゴメス教授による自然災害リスクや研究倫理に関するアイデア、アメリカとイギリスで注目

お知らせ

ゴメス教授による自然災害リスクや研究倫理に関するアイデアが、アメリカとイギリスで注目を集めています

Last Update 2021.08.27


現在、自然災害や災害リスクが国際的に注目を集めているため、ゴメス教授のアイデアを世界中で共有するべく、米国のマイアミ大学と英国のラフバラー大学の研究者にインタビューを受けました。

ゴメス教授の研究では、地域特有の知識や伝統が被災時のレジリエンス向上の可能性を秘めており、西洋のポストコロニアリズムの導入を余儀なくされたコミュニティはレジリエンスが低下していることが示されています。 そのため、災害リスクについて研究する研究者は、地元の研究者の関与がない形での研究を実践するのではなく、細心の注意を払う必要があると述べています。

この研究は、オセアニア、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカの研究者が参加する大規模なグループと共同で行われており、被災地での研究者の働き方に影響を与えるための行動計画(マニフェスト)を作成しています。

https://www.ipetitions.com/petition/power-prestige-forgotten-values-a-disaster 


【参考】

[1]インタビュー(英語ポッドキャスト) 

[2]ポストコロニアリズムと自然災害科学に関するゴメス教授の論文:

Disaster gold rushes, sophisms and academic neocolonialism: comments on 'Earthquake disasters and resilience in the global North'
(災害ゴールドラッシュ、詭弁、学術的新植民地主義:北半球における地震災害とレジリエンスに関するコメント)
 

Post-disaster research:is there gold worth the rush?
(災害後の研究:ラッシュ価値のゴールドはあるのか?)