神戸大学海事博物館2021年度企画展「ふね遺産 進徳丸」
Last Update 2021.07.28
【概要】
ふね遺産とは、歴史的で学術的・技術的に価値のある船舟類及びその関連設備等のことで、船についての関心・誇り・憧憬を醸成し、歴史的・文化的価値のある貴重な資料を後世に伝える取組です(公益社団法人日本船舶海洋工学会による認定制度)。
進徳丸は大正12(1923)年に神戸高等商船学校の帆船練習船として進水し、大正、昭和、平成の時代を経て、令和3(2021)年7月、ふね遺産第38号(非現存船第8号)に認定されました。
このたび、ふね遺産への認定・登録を記念し、また、進徳丸という練習船がこの世に存在したことの証として企画展を開催いたします。一万一千有余に及ぶ海の若人を輩出した日本史上最大のバーカンティン型練習帆船、のちに汽船練習船"進徳丸"の在りし日の勇姿をご覧いただくとともに、関東大震災の3ヶ月後に進水し、戦禍を経て阪神・淡路大震災に終わるという波乱に満ちたその生涯を時代背景とともに辿ってください。
ご来館にあたって
新型コロナウイルス対策としまして、開館日時を当面、毎週金曜日の午後のみ(13時30分〜16時)とさせていただきます。
また、入館者数の制限を行っております。
【教職員および学生】
随時、少人数での入館。同時間帯15名以下とします。
【一般の方】
メール・FAXによる事前予約制。※団体予約は受け付けておりません。
入館の際には次の点についてご協力をお願いいたします。今後、大学の警戒レベルにより閉館することがございます。
- 新型コロナウイルスの感染が疑われる方、37.5度以上の発熱が認められる方、顕著な咳・くしゃみ・鼻水などの諸症状のある方、体調のすぐれない方はご入館できません。状況により検温を実施いたします。
- マスクの着用、入口での手指消毒をお願いします。
- 他の入館者と距離を取ってご鑑賞ください。
- 展示物やケースにお手を触れないでください。
開催概要