第14回神戸大学ホームカミングデイ(学部企画)が開催されました
Last Update 2019.11.12
2019年10月26日(土)午後、第14回神戸大学ホームカミングデイ(学部企画)が総合学術交流棟1階梅木ホールにて開催されました。
まず初めに、内田学部長による挨拶・大学現況報告では、海事科学部が発展的に解消され海洋政策科学部(仮称)が設置される構想等について説明があり、参加者からは母校の発展に対して、貴重なご意見や激励をいただきました。
続いて、神戸商船大学を1980年に卒業された井上孝昭氏(エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社 代表取締役社長)による「技術者、卒業生として思うこと」と題した記念講演では、技術者として大切にされてこられた信条等について、示唆に富んだお話をいただき、最後に深江キャンパスへの今後の期待やアドバイス・激励をいただきました。
さらに、深江キャンパス出身の教員である、笹健児准教授(神戸商船大学1991年卒業)による「海事科学研究科が果たすべき海上輸送の高度化について―波浪中の船体運動から見た研究展開―」と題した研究発表がありました。その研究は、海事科学分野における先端研究を育成・発展させ、高水準の研究成果を生み出し、フラッグシップ研究の創出を目指すプロジェクトとして公募・採用されたものであり、参加者には海事科学分野の研究の最前線をお聞きいただくことができ、今後の研究成果に大きな期待が寄せられました。
懇親会では、多くの参加者の皆様と楽しいながらも、今後の神戸大学における海にかかわる研究教育のプレゼンスの重要性がそこかしこで語られ、深江キャンパスが果たすべき役割などの期待が寄せられ大いなる激励とともに散会となりました。
1. 学部長挨拶・大学現況報告2. 卒業生による記念講演
3. 教員による研究発表4. 懇親会の様子