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お知らせ

神戸大学海事科学部 創基100周年「特別授業」が開催されました

Last Update 2018.02.27


本学部創基100周年を記念し、本学部創設者である「私立川崎商船学校」と非常に縁の深い川崎重工業株式会社様(以下「川崎重工業」と略)と東京海上日動 火災保険株式会社様(以下「東京海上日動」と略)両社のご協力により、海事科学部「海上保険論」の授業の一部として「特別授業」が開講されました。


・川崎重工業ご提供テーマ:「最新舶用技術の製造現場の見学と講習」

写真1
写真1:川崎重工業 播磨工場での授業風景

工場見学は、同社が誇る、最新の舶用技術で世界をリードする旋回式スラスタ「レックスペラ」の製造現場を、卒業生による詳細な解説を聞きながら間近で見学するなど、貴重な体験ができました。また最新の操船技術「システム操船」など普段の授業ではあまり聴くことのできない、最先端技術のこれからの展開についても説明を受けました。


・東京海上日動ご提供テーマ:「最新の海上保険と海難事故対応」

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写真2:東京海上日動社による授業風景(海事科学部梅木Yホールにて)

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写真3:工場見学終了後  着用したヘルメット等を前に

最新の海上保険の授業では、昨今世界の海運業界が直面している海上保険(船舶・貨物)の諸問題や実態について詳しい解説がありました。また最近起こった内外の海難事故の事例が説明され、生々しい映像を見ながら、国際的な訴訟対応を含めた海難事故の対応について、将来海事関連の仕事に就く多くの学生に関心の深い話題についての解説がありました。


両社にご協力いただいた今回の特別授業は、終了後に行われた受講生によるアンケート結果によると、大変貴重な経験ができたと非常に高い評価が得られました。また、後輩たちのために次年度以降もこの特別授業の継続を求める声も多くありました。

写真4
写真4:東京海上日動社 貝本部長(写真向かって右から2番目)が内田研究科長を表敬訪問


特別授業の終了日には、今回の特別授業を提案された東京海上日動社関西公務金融部  貝本和彦部長が、内田誠研究科長を表敬訪問され、学生からの反響等について特別授業の報告がありました。