シンポジウム「原子力災害時の船舶の活用」を開催します
Last Update 2018.02.05
原子力災害時、発生直後には「緊急時放射線モニタリング」が必要です。しかしながら、阪神・淡路大震災や東日本大震災のように道路網が寸断されるような大規模自然災害の状況下においては、陸上からの対応が困難です。そこで、海上前線基地としての機能を有する船舶、即ち、放射線測定器や防護装備等を搭載し、原子力・放射線の専門家が乗船した船舶を、被害を受けなかった地域から派遣し、『緊急時放射線モニタリングバックアップシステム -海の道からのアプローチ- 』が有効であると考えられます。
本シンポジウムは、原子力災害時に海上前線基地として船舶を利用するために克服すべき課題とその対応策を紹介し、議論の場を提供するものです。
日時:2018年3月16日(金)13時30分〜
場所:神戸大学深江キャンパス 梅木Yホール
主催:M3プロジェクト
共催:神戸大学大学院海事科学研究科
詳細はシンポジウムのサイトまたは世話人まで
http://www.research.kobe-u.ac.jp/gmsc-m3project/symposium.html
世話人:森 豊
m3prj(at)maritime.kobe-u.ac.jp