神戸大学海事科学部創基100周年記念式典及び祝賀会の御案内
Last Update 2017.10.27
神戸大学海事科学部創基100周年記念式典及び祝賀会を予定通り開催します
神戸大学海事科学部創基100周年記念式典及び祝賀会を開催します。
日 時:2017年10月28日14時〜16時 創基100周年記念式典(海事科学部講堂)
2017年10月28日16時〜18時 祝賀会(体育館)
場 所:海事科学部講堂及び体育館
参加対象者:招待者、卒業生、学内関係者
参考ページ:第12回神戸大学ホームカミングデイ 海事科学部
http://www.kobe-u.ac.jp/campuslife/alumni/hcd/2017/kikaku_maritime.html
お問い合わせ先
海事科学研究科総務企画グループ(総務担当)
〒658-0022 神戸市東灘区深江南町5-1-1
Tel:078-431-6200
1.神戸大学海事科学部創基100周年記念式典の趣旨
神戸大学海事科学部の祖である私立川崎商船学校は、大正6年(1917年)9月に、六甲山南麓の白砂青松で名高い深江浜に設立され、船舶職員養成教育を始めました。そして、平成29年(2017年)に、神戸大学海事科学部として創基100周年を迎えることになります。この間に神戸高等商船学校、神戸商船大学と変遷を遂げましたが、海事分野を中心として我が国産業界全般の根幹を支える幾多の有為な人材を輩出してきました。
神戸商船大学は、平成15年(2003年)10月に神戸大学と統合し、神戸大学海事科学部となりましたが、100年先の将来においても、これまでに築き上げた偉業を継承し、開学以来蓄積してきた海事及び関連分野の教育研究実績を基盤として、より一層の充実発展を期するところです。
平成19年(2007年)には海洋基本法が制定され、その後には海洋基本法の実効を高めるために海上輸送の確保、海洋の安全確保及び海洋科学技術に関する研究開発の推進等の12項目の活動目標を設定した海洋基本計画が二度にわたって公表されました。これらの12項目は、神戸大学海事科学部にとって国家の付託と理解しており、今後の教育研究対象の中核としております。このような社会変革と要請に対応するために平成19年4月に神戸大学大学院自然科学研究科を改組して、世界の海事分野でも例のない独立した大学院海事科学研究科が発足いたしました。また、平成25年(2013年)4月には開闢以降初めて、自らの理想を求めて学科改組を行いました。一方で、最近の国立大学法人を取り巻く社会環境は、激烈な変革期に入っております。その影響するところは、大学の根幹である教育と研究及び運営体制等のすべてに及んでおります。海事科学部及び海事科学研究科は、今後の神戸大学全学の教育研究改革に積極的に対応していこうと決意しております。
今般、創基100周年を迎えるに当たっての記念式典を開催することは、海事科学部及び海事科学研究科の教育と研究の更なる充実、国際海事研究センターの発展及び附属練習船深江丸の代替新造船の実現を推進しようとするものです。この記念式典は海事社会及び関連する産業界に対して大いに意義あることと存じます。卒業生諸氏はもとより、広く関連業界その他諸方面のお力添えを賜りたく、何卒この趣旨に御賛同くださいまして、記念式典の開催に格別のご高配を賜りますよう、切にお願い申し上げる次第です。
神戸大学海事科学部創基100周年記念事業実行委員会委員長
神戸大学大学院海事科学研究科長・学部長
内田 誠
2.神戸大学海事科学部創基100周年記念式典
日 時 平成29年10月28日(土)14:00〜
場 所 海事科学部講堂
式 次 第
開式の辞・進行(福岡 俊道教授)
1.神戸大学長式辞14:00〜14:05
2.海事科学部長挨拶14:05〜14:15
3.来賓祝辞14:15〜14:20
4.基調講演14:20〜15:05
公益財団法人笹川平和財団
参与 寺島 紘士 氏
5.海事科学部100年の歩み15:05〜15:50
・写真で振り返る100年の歩み(福岡 俊道教授)
・原 潔 名誉教授(神戸商船大学元学長)
6.閉式の辞(福岡 俊道教授)
7.祝賀会(体育館)16:00〜
3.写真で振り返る海事科学部100年の歩み
図1 私立川崎商船学校 校舎正面全景(1918年(大正7年))
図2 神戸高等商船学校初期の校舎正面全景(1920年(大正9年))
図3 神戸商船大学開学1年後の全景(1953年(昭和28年))
図4 神戸商船大学正門付近(1961年(昭和36年))
図5 阪神淡路大震災前の神戸商船大学全景(1994年(平成6年))
図6 神戸大学海事科学部全景(2017年(平成29年))