第31回固体飛跡検出器研究会
Last Update 2017.01.11
"固体飛跡検出器研究会"は、プロトンや重粒子線の通り道を化学処理によって可視化するユニークな受動型放射線検出器である固体飛跡検出器の基礎と応用に関わる最新の知見と研究成果を相互に交換するために開かれています。第31回目の今回は量子科学技術研究開発機構関西光科学研究で開催されます。固体飛跡検出器は、宇宙放射線計測や重イオンがん治療に関わる生物細胞照射実験、中性子線計測、高強度レーザー駆動イオン加速、トラック年代測定、核査察環境試料分析といった広範な分野で応用されています。一方では、放射線物理や放射線化学の基礎的視点から、種々の物質に高速の荷電粒子がもたらす効果に関する研究が続けられています。飛跡検出器というひとつの研究手段で結びついた、専門分野を異にする様々な研究テーマに取り組んでいる専門家が一堂に会して活発な議論が行われている学際的な研究会です。
日時:2017年3月9日(木)・10日(金)
場所:量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所・多目的ホール
言語:日本語・英語
主催:固体飛跡検出器研究会
共催:応用物理学会放射線分科会
量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所
神戸大学大学院海事科学研究科
詳細は同研究会のサイトへ