神戸大学とストラスブール大学の若手研究者による、量子ビームと物質との相互作用に関する共同ワークショップを開催します。両大学は2013年に学術交流協定を締結しており、昨年度からは博士後期課程院生に対する共同指導(コチュテル)を開始しています。ストラスブール大学からは、コチュテルの指導教員であるレミ・バリオン教授とクアンタン・ラフィ准教授、博士後期課程院生のニコラ・ルドウィさんが発表されます。神戸大学からは楠本多聞院生が発表しますが、これは12月にストラスブール大学で実施される「予備公聴会」の準備でもあります。冒頭のバリオン教授のスピーチで、ストラスブール大学やフランス国立科学研究センター(CNRS)の一機関であるユベール・キュイア学際研究所(IPHC)、コチュテル制度の紹介をお願いしています。ストラスブール大学との今後の学術交流に関する質疑も期待していますので、専門に関わらずご参加ください。
Opening Address
Prof. Tomoya Yamauchi (5 min)
" An introduction of The University of Strasbourg, Institut Pluridisciplinaire Hubert Curien and the progressing cotutelle program "
Prof. Remi Barillon (30 min)
" Toward an in-vivo chemical dosimeter for hadron therapy based on fluorescent probes "
Dr. Quentin Raffy (25 min)
" Radiolysis of aromatic amino acids solutions by protons "
Nicolas Ludwig (PhD student) (25 min)
" Registration property of latent and etched tracks in polymeric track detectors for protons and heavy ions "
Tamon Kusumoto (PhD student) (65 min)