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お知らせ

ネルソンマンデラメトロポリタン大学(NMMU)から来訪がありました

Last Update 2015.12.22


平成27年12月3日、南アフリカ共和国の東ケープ州にあるネルソンマンデラメトロポリタン大学(Nelson Mandela Metropolitan University)から、工学環境情報系学部(Faculty of Engineering, Built Environment & Information Technology : EBEIT)の学部長Oswald Franks博士が来訪されました。

同大学のキャンパスはインド洋に面したポートエリザベス(Port Elizabeth)およびジョージ(George)に立地しており、EBEIT学部以外には教養(Arts)、経営経済学(Business & Economic Sciences)、教育(Education)、健康科学(Health Sciences)、法学(Law)および科学(Science)の専攻があり、合計7つの学部(Faculty)から構成されています。大学全体の学生数は約25,000人(うち留学生は66カ国から約1,500人)、教職員数は約4,200人で、EBEIT学部はEngineering、the Built Environment、Information and Communication Technologyの3つのスクール(学生数は4,027名、うち大学院生950人、教職員数260人(2015年度))からなっています。また学内組織として、沿岸海洋研究機構(Institute for Costal and Marine Research)を有しており、海洋沿岸域の理解と保全に向けた研究を実施しています。

来訪されたFranks学部長と、本研究科の研究科長 内田  誠教授、国際交流委員会委員長 段  智久教授とで懇談をしました。EBEIT学部の2020年将来計画(Vision 2020)を紹介いただき、その中で海事工学(Marine Engineering)に関するプログラムを新たに設置する構想をもっているとの説明がありました。船舶職員を養成するためのカリキュラムについて、国際条約(STCW)の規定のもとでの具体的な設置内容等の意見交換をしました。また、教育研究施設として、操船シミュレータ(村井  康二准教授)、附属練習船深江丸(船長 矢野  吉治教授、機関長 河合  和弥講師)を訪問し、施設の概要や学生に向けた教育内容等の説明を行いました。

今回の懇談を契機に、同大学における海事教育プログラム設置やプログラム設置後の運営において本研究科が協力することを確認しました。この協力関係が実質化し、活発な国際交流を継続することが期待されます。


FRANKS学部長(中央)、内田研究科長(右)、段国際交流委員長(左) FRANKS学部長(中央)、矢野船長(右)、河合機関長(左)
FRANKS学部長(中央)、内田研究科長(右)、
段国際交流委員長(左)
FRANKS学部長(中央)、矢野船長(右)、
河合機関長(左)
附属練習船深江丸の機関室見学 操船シミュレータでの見学
附属練習船深江丸の機関室見学 操船シミュレータでの見学