イスタンブール工科大学海事学部のSOGUT学部長らが来訪しました(9月10日)
Last Update 2015.09.29
平成27年9月10日、トルコ共和国のイスタンブール県ツヅラ市にあるイスタンブール工科大学海事学部(ITU Maritime Faculty : ITU MF)の学部長Oguz Salim SOGUT教授、副学部長Cemil YURTOREN教授が来訪され、本研究科の副研究科長 内田 誠教授、国際交流委員長 段 智久教授と懇談を行いました。
今回は、同学部の学部長に就任されたSOGUT教授が、学術交流協定を締結している本研究科・学部と意見交換することを目的に来訪されました。同学部は,1884年に設立された船員養成学校(Merchant Navy Boarding School)を起源とする歴史のある機関で,トルコの海事分野のリーダーを多数輩出してきたところです。同学部と、本学部の前身である神戸商船大学は、共同設立提案者として世界海事大学連合(International Association of Maritime Universities : IAMU)の創設(1999年11月)に尽力しました。それ以来、同学部と本学部・研究科は、教員や学生の相互訪問など緊密な交流を行ってきており、YURTOREN教授は本研究科の大学院博士課程に留学して博士学位を取得されています。なお、日本財団の支援を受けて設立されたIAMUは、現在58の大学・機関が加盟する組織に成長しています。
懇談では、今後実施が可能な交流プログラム案などについて意見交換を行いました。その後,船舶運航シミュレータ施設のナビゲーションシミュレータ(世良 亘准教授)および舶用機関プラントシミュレータ(油木 代一技術専門員)、総合水槽などを案内しました。今後相互の交流を更に密にして、これまで培ってきた海事訓練教育領域における連携を核にして、世界の海事分野を牽引する活躍をすることが期待されます。
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SOGUT学部長(右から2人目) YURTOREN副学部長(左から2人目) 内田副研究科長(右端)、油木技術専門員(左端) |
舶用機関プラントシミュレータ見学 |