NEDO委託事業「風力発電等技術研究開発/洋上風力発電等技術研究開発/洋上風況観測システム実証研究(洋上風況マップ)」に採択されました
Last Update 2015.09.24
国立大学法人神戸大学(研究開発責任者:大澤 輝夫准教授)、国立研究開発法人産業技術総合研究所、アジア航測株式会社、株式会社風力エネルギー研究所の共同提案が、NEDO委託事業「風力発電等技術研究開発/洋上風力発電等技術研究開発/洋上風況観測システム実証研究(洋上風況マップ)」に採択されました。
本事業の予算は総額約2.5億円で、研究期間は平成27年度から28年度の2年間です。
(参考) NEDO http://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100145.html
研究開発内容は、
- 洋上風況シミュレーションモデルの開発
- 風況マップに必要な構成要素の整備
- 風況マップ閲覧システムの開発
- 技術委員会の組織・運営
の大きく4つの項目からなります。
本研究では、最新の学術知見を取り入れたメソ気象モデルによる洋上風況シミュレーションと、人工衛星搭載散乱計による高精度な海上風観測値の利用により、日本沿岸から外洋までの洋上風況データを連続的に包括した風況マップを開発することを目標とします。本風況マップを開発することにより、洋上風況調査等の洋上風力発電の設置コストの大幅な低減と洋上風力発電施設の普及が期待できます。