国立高雄海洋科技大学の教員・学生が来訪しました(7月3日)
Last Update 2015.07.13
平成27年7月3日、台湾高雄市にある国立高雄海洋科技大学(National Kaohsiung Marine University)の学生16名、教員4名が来訪し、深江キャンパスで交流プログラムを実施しました。この交流は同大学の部局と締結している学術交流協定に基づく活動で、今回は管理学院(College of Management)に所属する学生・教員が来訪しました。交流プログラムとして、学生による意見交換会、本研究科教員によるセミナー、キャンパス内の教育・研究施設の見学を行いました。
午前に実施した学生による意見交換会には、管理学院の航運管理系に所属する学生(学部生12名、大学院生4名)および楊 清喬(Ching-Chiao Yang)准教授、本学部・研究科の学部生・大学院生(13名)および岡田順子准教授が参加しました。学生達が実施している研究や自国の文化・歴史などについてショートプレゼンテーションを行い、質疑応答する形で意見交換会を進行しました。来訪した大学院生からは、「Analysis of polluted emissions and sailing costs for trans-Pacific routing(太平洋横断航路における汚染排出物と運航コストの解析)」、「Evaluating service quality of Kaohsiung international airport(高雄国際空港におけるサービス品質の評価)」、「The study of the characteristics and shopping behavior of the tourists in Taiwan - the comparative analysis of nationalities(台湾における旅行者の買物行動や特徴に関する研究―国籍の違いによる比較検討)」のタイトルで研究概要の紹介がありました。
午後には、物流・管理に関する専門講義として本研究科の秋田 直也准教授によるセミナーを実施しました。セミナーは「Introduction to Port Logistics(港湾物流への導入)」のタイトルで、“モノ”を動かすための種々のアイデアと国際コンテナターミナルについての解説を行いました。それに続いて深江キャンパス内の教育・研究施設の中から、船舶運航シミュレータ施設の操船シミュレータ(世良 亘准教授)、海事科学研究科附属練習船深江丸(船長 矢野 吉治教授)を案内し、設備の構成やそれらを利用した教育・研究の概要を説明しました。
また午前中には、管理学院長 許 文楷(Wen-Kei Hsu)教授、航運管理系主任 曾 文瑞(Wen-Jui Tseng)准教授、于 惠蓉(Hui-Lung Yu)准教授の来訪教員3名と、本研究科の研究科長 林 祐司教授、副研究科長 内田 誠教授、国際交流委員長 段 智久教授の3名が参加して懇談を行い、お互いの教育・研究のシステム、今後実施が可能な交流プログラム案などについて意見交換を行いました。今後、両部局の間で緊密な協力関係が築かれていくことが期待されます。
|
|
交流プログラム実施の記念盾受領 (許教授(写真右)と林研究科長) |
セミナー(専門講義)の様子 (秋田准教授 Introduction to Port Logistics) |
|
学生交流(京都観光)でのグループフォト |