神戸大学大学院海事科学研究科 戦略的シンポジウム「原子力災害時における船舶の活用」の開催について(ご案内)
Last Update 2015.01.26
従前の原子力災害への対応は、陸上のオフサイトセンター等を中心とした制度が基盤となっていましたが、東日本大震災のように道路網も大きな損傷を受けてしまうような大規模自然災害においては、「海からのアプローチ」が有効であると思われます。そこで、こうした緊急時対応のオプションとして、自立性・機動性を有する船舶の有効活用の可能性を検討することを目的として、標記シンポジウムを下記のとおり企画いたしました。本シンポジウムは、大学院海事科学研究科主催の戦略的シンポジウムの一貫として開催されるもので、是非ともご参加頂きますようご案内申し上げます。
なお、事前に申し込まれた方を対象として、シンポジウムに先立ち13時より研究科附属練習船深江丸の船内をご案内させて頂きます。また、シンポジウム終了後、簡単な懇親会を予定しております。
記
1. 開催日時 平成27年3月10日(火) 14:00〜17:00
2. 会 場 神戸大学深江キャンパス 総合学術交流棟1階梅木Yホール
神戸市東灘区深江南町5-1-1
3. 主 催 神戸大学大学院海事科学研究科
4. プログラム
(1) 主催者挨拶
(2) 我が国の原子力災害対策の現状と放射線防護上の課題について
小佐古敏荘 教授(東京大学・工学系研究科、日本保健物理学会会長)
(3) 緊急時放射線モニタリング等への船舶活用の提案
小田啓二 教授(神戸大学・海事科学研究科)
(4) 船舶運用上の課題について
若林伸和 教授(神戸大学・海事科学研究科所属海技教育センター長)
(5) コメント
岩崎寛希 教授(大島商船高等専門学校)
小林英一 教授(神戸大学・海事科学研究科)
藤永 隆 准教授(神戸大学・都市安全研究センター)
(6) 総合討論
5. 申込方法 電子メールにて必要事項(@深江丸見学、Aシンポジウム及びB懇親会、各々の参加の有無・
所属・氏名)を記載して、oda@maritime.kobe-u.ac.jp(@を小文字@に変えて下さい)
までお申込ください。
6. 定 員 会場の都合により80名とさせて頂きます。
7. 参加費用 深江丸見学及びシンポジウムへの参加は無料ですが、懇親会への参加には当日3,000円の実費
をお受けします。