「第27回固体飛跡検出器研究会」を開催します(3月21、22日)
Last Update 2013.03.04
第27回固体飛跡検出器研究会
"固体飛跡検出器研究会"は、プロトンや重粒子線の通り道を化学処理によって可視化するユニークな受動型放射線検出器である、固体飛跡検出器の基礎と応用に関わる最新の知見と研究成果を相互に交換するために開かれています。
第27回目の今回は神戸大学深江キャンパスで開催されます。固体飛跡検出器の応用は、宇宙放射線計測や重イオンがん治療に関わる生物細胞実験、高速中性子線計測、レーザ駆動イオン加速、トラック年代測定、核査察環境試料分析といった広範な分野に広がっています。
また基礎的研究としては、新型検出器の開発を意図し、種々の物質中において高速の荷電粒子がもたらす効果を放射線物理や放射線化学の視点から研究が続けられてきています。
飛跡検出器というひとつの研究手段で結びついた、専門分野を異にする様々な研究テーマに取り組んでいる専門家が一堂に会して活発な議論が行われている学際的な研究会であり、1983年から継続して開催されている長い歴史があります。
日時 : 2013年3月21日・22日
会場 : 神戸大学・ 深江キャンパス、 4号棟 4102教室
言語 : 日本語・英語
主催 : 固体飛跡検出器研究会
共催 : 応用物理学会放射線分科会、神戸大学大学院 海事科学研究科
ポスター(PDF 4MB)
詳細は同研究会のサイトへ
http://www.research.kobe-u.ac.jp/gmsc-iris/sstd_27th/index.html