神戸大学大学院海事科学研究科附属国際海事研究センター 第3回総合セミナー「Innovation from the Sea」を開催しました

Last Update 2012.12.26

  神戸大学大学院海事科学研究科では、12月20日、附属国際海事研究センター第3回総合セミナー「Innovation from the Sea」を開催しました。当日は学内外の研究者・学生等、約50人が参加しました。

  古莊雅生・国際海事研究センター長の挨拶からはじまり、引き続き、国際海事研究センターを構成する6部門から昨今話題としてとりあげられている諸問題について研究成果を、以下のとおり発表しました。
Serdar KUM・イスタンブール工科大学准教授が「Updated Information about Maritime Academic Resource Database (MARD) Project:Brussels Memorandum」、渡川 真規・株式会社パスコが「AISデータと衛星画像を用いた海難事故分析」、 羽原 敬二・関西大学政策創造学部政策学科教授が「アジア海事安全・保安機構の構築」、花岡 伸也・東京工業大学大学院理工学研究科准教授が「メコン東西回廊の効果とカンボジアの港湾間競争」、香西克俊・神戸大学大学院海事科学研究科教授が「衛星搭載散乱計を用いた洋上風力資源評価方法の開発―洋上風力資源量の精度評価―」、笹健児・神戸大学大学院海事科学研究科准教授が「国際航海中に発生する船体運動の特性と運航評価に関する一考察」のテーマで研究発表を行いました。
  また、最後には、Bounpong KEORODOM・サワナケット大学長が「Development and share Human Resources among Higher Education in Laos」のテーマで発表を行いました。 各研究発表のあとには質疑応答の時間が設けられ活発な議論がかわされました。