国際海事研究センター主催「第2回 六分儀シンポジウム」開催案内(9月22日)
Last Update 2012.09.20
シンポジウムの趣旨:
六分儀は、太陽や恒星などの天体を利用して船位を求めるための航海計器として使用されている。その歴史的な観点や実務的な利用状況、さらには衛星利用による測位システムの発展から見た六分儀の意義などを展望する。
Ⅰ.日時2012年9月22日(土)
10: 00〜12: 00
(入場無料・来聴歓迎いたします)
Ⅱ.主催神戸大学
大学院海事科学研究科附属国際海事研究センター
Ⅲ.開催場所神戸大学大学院海事科学研究科 総合学術交流棟1階 梅木Yホール
所 在
神戸市東灘区深江南町5−1−1
Ⅳ.テーマ八分儀・六分儀の精度とその進化の変遷
Ⅴ.進行プログラム
1. 第2回シンポジウム開催宣言・・・・・・・・・・・・・・・司会(葛西:タマヤ計測システム(株)社長)
☆出席パネラーの紹介
2. 主催者挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・神戸大学大学院海事科学研究科 古莊教授
☆シンポジウム開催の目的
3. Agendaの紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・司会(葛西)
4. 天測機器進化の背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仙台市天文台 土佐台長
☆星観測の変遷☆航海と星の観測
☆航海精度の追求
5. 天文観測機器との比較・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・国立科学博物館 西城教授
☆八分儀・六分儀発明時(18世紀中頃)の観測機器
☆天文観測に求められる精度☆望遠鏡の精度と天文観測
6. 日本伝来時の八分儀・六分儀・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・帝京平成大学 中村教授
☆伝来時の歴史的背景☆伝来八分儀・六分儀の材質と機能特性
☆江戸時代の八分儀・六分儀の精度
7. 天文測位の実務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・神戸大学大学院海事科学研究科 林(祐)教授
☆アマゾン川河口へのアプローチ☆観測誤差
8. 副尺の採用と目盛の分解能・・・・・・・・・・・・・・タマヤ計測システム鰹、品企画部 遠藤部長
☆副尺の種類と採用の背景☆副尺採用による分解能☆均一精度維持の状況
9. 六分儀の未来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・神戸大学大学院海事科学研究科 古莊教授
☆六分儀の搭載(装備)状況☆GPSとの共生可否
10. 閉会にあたって:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・司会(葛西)
以上
連絡先 古莊教授研究室 078−431−6246