公開講座「海洋環境の汚染、その対策」を実施しました
Last Update 2012.08.07
2012年7月31日(火)〜8月3日(金)、神戸大学大学院海事科学研究科附属練習船「深江丸」を利用した公開講座を実施しました。
受講者25名は4日間、5つの講義を受け,機関室や船橋当直等を体験しました。
初日は、開講式とオリエンテーション、山内教授と矢野教授による講義の後、海事博物館の見学を行いました。2日目には、深江キャンパスを出港し、阪神港神戸区と明石海峡航路の見学、機関室や船橋の当直体験の後、香川県坂出沖に錨泊しました。3日目は、瀬戸大橋周辺の航路見学、岡村教授と阿部教授による講義、船橋当直や結索実習の後、高松に入港・上陸しました。最終日は、高松を出港し、船橋当直や結索実習、段准教授による講義の後、深江キャンパスに戻り、閉講式・解散となりました。
今回の公開講座のテーマは「海洋環境の汚染、その対策」であり、海事科学研究科の教員らが、それぞれの研究の視点からテーマについて講義を行いました。
講義のあとは、受講者からの質問が飛び交い、わたしたちを取り巻く海洋環境について、関心の高さがうかがえました。
また、航海中は船橋当直体験や機関室当直体験のプログラムを実施し、操舵体験や機関室の見学を通して、受講者らは普段関わることのない船の運航業務に触れました。
なお、今回行った講義は以下のとおりです。
「じっくり聞ける、放射能の話」 | 山内 知也 教授 |
「船舶の省エネルギー化への取り組み」 | 矢野 吉治 教授 |
「船のおしりはなぜ赤い?」 | 岡村 秀雄 教授 |
「マイクロバブルの活用による海洋環境保全」 | 阿部 晃久 教授 |
「次世代燃料による海洋大気環境汚染の低減」 | 段 智久 准教授 |
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ポンドにて集合写真
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講義「船のおしりはなぜ赤い?」岡村教授
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講義「マイクロバブルの活用による 海洋環境保全」阿部教授
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結索(ロープワーク)実習
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瀬戸大橋周辺の航路見学
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船橋当直体験
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講義「次世代燃料による海洋 大気環境汚染の低減」段准教授
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航海中の受講者
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