神戸大学海事博物館企画展「船の推力発展史 ―人力・風力から未来へ―」が開幕!
Last Update 2012.07.17
平成24年7月13日午前10時30分、神戸大学海事博物館企画展「船の推力発展史
―人力・風力から未来へ―」が開幕しました。開幕にあたり、矢野吉治海事博物館館長と小田啓二海事科学研究科長の挨拶がありました。
今回の企画展では、くり船や伝馬船、江戸から明治期の和船、西洋型帆船のほか、レシプロの蒸気機関、ディーゼル機関、ガスタービン機関、超伝導推進船など、船とその動力模型を数多く展示し、歴史的・技術史的な推力の変遷を紹介しています。
船の推進力の歴史は人類の歴史にも大きく関わっています。蒸気機関を動力とする外輪船が出現するまで、船の動力は人力か風力でした。1807年、世界初の商業用蒸気船としてワット蒸気エンジンを動力とした全長45メートルのクラモント号が誕生しました。その後、ディーゼル機関が船舶の動力では主流になり、現在、環境や省エネルギーに配慮した様々な取り組みがなされています。
また、企画展のテーマに合わせた公開講座 も予定しております。
この機会にぜひ受講くださいますようご案内いたします。
いずれも無料です。ご来場をお待ちしております。
※開館時間やアクセス、公開講座について等、詳しくは海事博物館ホームページ をご覧ください