Student Yachting World Cup 2011 参加報告
Last Update 2011.11.04
平成23年10月22日〜10月28日にフランス・ブルターニュ地方のラ・トリニーテ・シュル・メールで開催されたStudent Yachting World Cup 2011(SYWoC2011)に神戸大学オフショアセーリングクラブが参加しました。
競技結果は次の通りです(全12レース総合得点、2カットレース)。 1位:Euromed Arthur Loyd(フランス)、2位:Solent University(イングランド)、3位:CIT(アイルランド)、4位:Southampton University(イングランド)、5位:EPFL(スイス)、6位:Dalhousie University(カナダ)、7位:CUS Milano(イタリア)、8位:UPM Dipicell-ETSIN(スペイン)、9位:NTNU University(ノルウェー)、10位:Glasgow University(スコットランド)、11位:Maine Maritime Academy(アメリカ)、12位:Jagiellonian University(ポーランド)、13位:ENIDH(ポルトガル)、14位:Xiamen University(中国)、15位:Kobe University(日本)でした。
ラ・トリニーテのヨットハーバーはマストの影で向こう側の景色が見えなくなるほどの艇数を有し、地元でのヨットの人気の高さを実感しました。ハーバー沿いにはマリンスポーツの店だけでなくカフェや雑貨店も多く、ヨットが生活に身近な存在となっているように感じました。
レースでは海外のチームから大きく引き離されることも多々あり、世界の壁を感じました。しかし、得意とする微風のレースでは遥か先を走っていた2艇を追い抜いて順位を上げる等、自分たちの力を出し切ってベストの走りをすることができました。特に最終レースではベストスタートを切り、トラブルもほとんど無くスムーズにフィニッシュし、有終の美を飾ることが出来ました。
この1週間に満たないレース日程の中で、クルー全員が技術面・精神面・語学面において、それぞれ飛躍的な成長を遂げることができたように感じます。レース後のディナーパーティーでは各国の食文化を伝え合うとともに、ゲームやダンスをして他国のチームや運営委員会の学生と国際交流を深めてきました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました! (報告 布目明弘)