【趣旨】16年前の阪神大震災を経験した本学では、その後、透析医会への協力、及び近隣の船舶と連携するボランティアシップ構想など、災害時の船舶利用に関する研究が行われてきた。今般、東日本大震災を受け、党派を超える議員連盟が発足し、この問題に関する検討が始められている。これを受け、早稲田大学では、平時の利用を含めた医療支援船構想について検討され、本研究科もこれに協力してきた。一方、神戸市では、震災後の復興対策の一環として推進されてきた「医療産業都市構想」が進んでいる。
以上の流れから、研究科および学内、特に医学研究科との情報交換を行うとともに、「医療支援船」の実現のために必要な課題の整理について検討する。
1. 開会挨拶
小田 啓二 神戸大学海事科学研究科長
2. 特別講演 「国際健康医療貢献船構想」
浅野 茂隆 教授(早稲田大学)
3. 海事科学研究科における医療支援の研究
(1) 透析医会との連携
世良 亘 准教授(神戸大学海事科学研究科)
(2) ボランティアシップ構想
森重 萌木子 大学院生(神戸大学海事科学研究科)
石田 憲治 教授(神戸大学海事科学研究科)
(3) 医療支援船のモデル設計
若林 伸和 教授(神戸大学海事科学研究科)
4. 「支援船に搭載する医療設備について」
西 愼一 教授(神戸大学医学研究科)
5. 総合討論
(終了後、懇親会)
【参加費無料】 一般参加も歓迎致します。参加費は無料です。
【深江丸見学】 シンポジウム開催前、12:30〜13:10まで、練習船深江丸を見学頂けます。ご希望の方は、下記連絡先にお申し込み下さい。
【懇親会】 終了後懇親会を開催致します。 ご参加頂ける方は下記連絡先にお申し込み下さい。 会費3,000円は当日徴収させて頂きます。
※氏名、所属、連絡先 (電話番号/メールアドレス)、「深江丸見学/懇親会」参加を明記の上、ファックス又はEメールで事前に申し込んでください。(シンポジウムそのものの申込みは必要ありません)
FAX 078-431-6355
問合せ先 : 神戸大学大学院海事科学研究科 総務係
〒658-0022 神戸市東灘区深江南町5丁目1番1号
TEL 078-431-6200 FAX 078-431-6355
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