神戸大学大学院海事科学研究科戦略的シンポジウム
「医療支援船の実現に向けた課題」
Last Update 2011.8.11
【趣旨】16年前の阪神大震災を経験した本学では、その後、透析医会への協力、及び近隣の船舶と連携するボランティアシップ構想など、災害時の船舶利用に関する研究が行われてきた。今般、東日本大震災を受け、党派を超える議員連盟が発足し、この問題に関する検討が始められている。これを受け、早稲田大学では、平時の利用を含めた医療支援船構想について検討され、本研究科もこれに協力してきた。一方、神戸市では、震災後の復興対策の一環として推進されてきた「医療産業都市構想」が進んでいる。
以上の流れから、研究科および学内、特に医学研究科との情報交換を行うとともに、「医療支援船」の実現のために必要な課題の整理について検討する。
日時 :平成23年9月26日(月) 13:30〜17:00
場所 :
梅木Yホール (深江キャンパス)
プログラム(予定)
1. 開会挨拶 小田研究科長
2. 特別講演「国際健康医療貢献船構想」 浅野茂隆 教授(早稲田大学)
3. 海事科学研究科における医療支援の研究
(1) 透析医会との連携 世良 亘 准教授
(2) ボランティアシップ構想 奥野 誠、石田憲治 教授
(3) 医療支援船のモデル設計 若林伸和 教授
4. 「支援船に搭載する医療設備について(仮題)」 西 愼一 教授(神戸大学大学院医学研究科)
5. 総合討論
【終了後、懇親会】