神戸港サバイバル講習会が開催されました
Last Update 2010.09.08
毎年、9月1日から9月30日までの間、船員の災害防止・疾病予防を目的とした全国一斉の運動が展開されています。平成22年度は第54回目を迎え、船員労働安全衛生月間行事の一環として、船員災害防止協会主催、神戸大学大学院海事科学研究科共催による『神戸港サバイバル講習会』が平成22年9月3日に神戸大学海事科学研究科にて開催されました。国土交通省 神戸運輸監理部、国土交通省・厚生労働省・海上保安庁・水産庁ほかの後援と神戸地方船員労働安全衛生協議会の協賛事業です。
講習会の内容は以下のとおりです。東京から来神されたミス日本「海の日」鈴木 亜美 氏や国土交通省海事局運航労務課安全衛生室 裄V 邦夫 室長の参加もあって、満席で130名を越える参加者がありました。
猛暑の中、ポンド(係船池)で行われた実技では、参加者の講習に対する熱意がひしひしと伝わりました。
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『神戸港サバイバル講習会』
司会進行:筒井 宣利 氏(神戸運輸監理部 海上安全環境部 船員労働環境・海技資格課長)
■13:30 開講挨拶
■13:35 座学
(1)講義 「タイタニックから学ぶサバイバル」 古莊 雅生 教授(神戸大学)
(2)サバイバル・ディスカッション
コーディネーター 古莊 雅生 教授
アシスタント ミス日本「海の日」 鈴木 亜美 氏
パネリスト 矢野 吉治 准教授(神戸大学、附属練習船深江丸船長)
坂部 綾 学生(神戸大学)
美濃村 綾子 氏 早駒運輸・クルーズ部主任(キャプテン)
■15:00~16:30 実技 (ポンドへ移動)
(3)新型救命胴衣開発の動向について 古莊 雅生 教授
(4)ライフジャケット・イマーションスーツ着用飛び込み (5名)
(5)膨脹式救命いかだ 実機投下展張
(6)信号装置 実射・解説:国際化工株式会社
http://www.kokusai-kakoh.co.jp/index.html
(7)膨脹式救命いかだの取り扱い・艤装品説明 :
船員災害防止協会 専任技術講師 豊崎 嘉弘氏
■16:30 閉講挨拶 市川 吉郎 氏 (神戸運輸監理部海上安全環境部長)
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また、船員災害防止協会では、船員労働安全衛生月間行事の一環として「標語」等を募集していました。審査の結果、神戸大学海事科学部の学生が入選しました。(応募総数:「標語」和文519点、外国語479点)入選作品と受賞者は次のとおりです。
(詳しくは、
ここをクリック してください。)
「標語の部」 佳作
◆ ”そのヒヤリ ほって置いたら事故のもと すぐに報告すぐ改善”
中根 佑真(神戸大学海事科学部 海事技術マネジメント学課程機関群 4年)
◆ ”活かそうよ お金で買えぬ そのヒヤリ”
川井 智広(神戸大学海事科学部 海事技術マネジメント学科航海分野 3年)
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