2010年度「スーパー・サイエンス・ハイスクール」のセミナーを大阪府立千里高等学校科学科の1年生を対象に実施しました
Last Update 2010.07.14
2010年7月9日、今年度4月からスーパー・サイエンス・ハイスクールに指
定された大阪府立千里高等学校の科学科1年生120名と引率教諭数名が深江
キャンパスを訪問しました。
同校と海事科学研究科は、過去数ヵ年にわたってサイエンス・パートナー
シップ・プログラムによって海事科学に関連する模擬授業や研究指導を実
施してきました。今年度は、同校がスーパー・サイエンス・ハイスクール
に指定されたことを受け、科学科の生徒を対象に環境を主題にしたセミナ
ーを実施しました。
セミナー当日は雨と強風の悪天候で、午前に予定されていた附属練習船「
深江丸」での体験学習が岸壁学習に変更となりました。午後の模擬授業は
予定通り実施され、海事科学研究科の教員4名が千里高等学校の生徒各30
名を受け持ち、約2時間にわたって下記の題目で実施しました。
「海の中の見えない生き物たち」田辺助教担当
「海水を採取して海洋細菌の塩化ナトリウム耐性を調べる」三村教授担当
「エンジンをきれいに運転するには」段准教授担当
「地球温暖化のメカニズムを理解しよう」大澤准教授担当
なお、2010年 9月13日には海事科学研究科の教員、大学院生が千里高等学
校に赴き、今回実施した模擬授業の内容をまとめるための指導をする予定
です。