体験型海洋セミナー実施報告

Last Update 2009.09.28

　海事科学部の青少年啓蒙活動ならびに社会貢献活動の一環として、8月22日(土)〜23日(日)の2日間、海事科学研究科属練習船「深江丸」の船上にて体験型海洋セミナーが開催された。本年度は，神戸大学海事科学部と日本船舶海洋工学会の共催として実施され、神戸大学・深江と小豆島・内海湾の間の往復航海を行い、海と船に関する学習と体験プログラムを実施した。今年で11回目を迎える本セミナーは、恒例となった船橋・機関室当直などの体験学習のほか、学習プログラムでは、雲、宇宙、船をテーマに取上げた。小学校5、6年生の100名の応募者から抽選で選ばれた29名が参加し、深江丸での航海と体験プログラムを楽しんだ。また、本プログラムでは、リーダーシップ教育も実施内容の大きな要素と考えており、食事の準備や片付けの担当、自分のベッドの準備、身辺整理、船内清掃をグループで協力して行う中で、自主性と協調性の育成を図る内容が盛り込まれ、参加児童は積極的に取組んでいた。なお、本年のセミナーは、海事科学振興財団および科学研究補助金・研究成果公開促進費(2152005)の支援を受けて実施されました。関係各位のご協力に感謝し、厚く御礼申し上げます。

出港前に参加者と見送りの家族全員で記念撮影

船上から港を見学。 海から見る風景はいつもと違う	双眼鏡で相手船を確認。大丈夫かぁ
本物の船だぞぉ。見て，触って，体験して	救命胴衣だって本物をつけて訓練
もちろん勉強もするし...	実験だってします!

詳しい内容は、深江丸シップサイトに掲載しています。