海外学生研修報告会を開催しました

Last Update 2008.06.06

　２００８年６月４日、総合学術交流棟コンファレンスホールにおいて、海外学生研修報告会を開催しました。この報告会は、本年３月に実施された「海事セキュリティ管理と実用英語に関する特別研修」（カリフォルニア海事大学に派遣）について広く学生の皆さんに周知することを目的として企画されたものです。
　報告会は、石田廣史研究科長の挨拶で幕を開け、参加学生９名（研修参加時：学部３年生）による報告が始まりました。参加学生は、一人ひとりが担当箇所を報告し、研修スケジュールの説明、実用英語の研修の内容、海事セキュリティに関する研修内容、そしてホームパーティーや地元の高校生との交流を含む交流行事に関する報告がなされました。英語の聞き取りにはかなり苦労したようですが、励まし合いながら、最終的には全員が無事に最終試験に合格するまでの様子が、わかりやすく紹介されました。報告は、楽しい写真が満載で、堂々としたプレゼンターぶりに、会場は大いに盛り上がりました。

　また、本研修の引率を担当した岡田順子准教授より、参加学生のアンケート結果が紹介されました。「英語をもっと勉強しないと、やばいと思った。」「この研修で、積極性が身に付いた。」「現地に行く前に、英語を身につけておくことが重要。」など、本研修が良い刺激となっていることが分かりました。さらに、西尾茂教授（国際交流委員長）からの「本研修は海事科学部独自のものであり、学生の皆さんは、このチャンスを最大限に活かすために、ぜひ次回研修に向けて準備してください。」という激励のメッセージにより、報告会が締めくくられました。
　本学部では、新たに「TOEIC講習会」を設けるなど、英語学習をサポートするプログラムを用意しており、報告会に参加した学生からは、「海外に行きたいので、英語を勉強中です。」などとの声が寄せられました。なお、報告会には学部２年生、３年生を中心に学生６７名、１０名以上の教職員が参加しました。

［注］TOEIC講習会：２００８年６月１０日〜１２日、１７日〜１９日実施。原則として学部２回生、大学院博士前期課程学生が対象。受講希望者は教務係までお申し出ください。