6世紀
コンスタンティノープルにはギリシア正教の総本山がおかれ、6世紀にはだれもがうらやむ華やかな都市となった。だが、文明を謳歌する人々に、はるか東方のモンゴル高原で猛威をふるう遊牧民の足音は届いていなかった。この遊牧民こそトルコ民族の源流であり、552年に突厥帝国を樹立。
7世紀
中央アジア北部を支配。
8世紀後半
遊牧民の一部族オグズ族が西進を開始。
10世紀
アラル海付近に達しイスラム教に改宗。
1037年
イラン、イラクからアルメニアに侵出し、ついにアナトリアの一部をも支配下に収め、東は中央アジアから西はアナトリアにいたる広大なセルジューク王国が誕生。
1077年
王国は王位継承権に絡む内部抗争で分裂。 新たにルーム・セルジユーク王朝が樹立。
トルコの歴史C
【セルジュークトルコの勃興】