受賞・新聞記事など
西村悦子准教授らが「日本航海学会論文賞」を受賞しました
西村悦子准教授らの研究論文が「平成28年度日本航海学会論文賞」を受賞し、2017年5月20日に東京海洋大学(品川キャンパス)で開催された日本航海学会第136回講演会の定時総会の表彰式において、表彰状と副賞を授与されました。
【受賞者】 西村悦子、栢野靖子
【受賞論文】 変則型形状コンテナターミナルにおけるブロックサイジング
【受賞論文の内容】 日本国内の比較的新しいターミナルは水深確保の観点から、埋立地を利用する場合が多いが、海外の場合は必ずしもそうではなく、あらゆる形状を持つターミナルが存在する。そこで当該研究では、与えられた形状のコンテナ保管エリアにおけるブロックサイズの最適化を考える。具体的には、岸壁延長に垂直な通路数やその配置は荷役効率に影響するため、この通路の配置を求める問題として扱い、問題設定と解法アルゴリズムの提案を行っている。様々な形状で数値実験を行った結果、変則型だけでなく、従来から多く用いられる長方形ターミナルにおいても、提案した最適配置に効果があることが示されている。
【参考】
公益社団法人 日本航海学会(http://j-nav.org/)