瀬戸内海における市民参加型水中遺跡調査メンバー公募のお知らせ（〆切7／17）

Last Update 2024.06.11

文部科学省に採択された、「海洋文化遺産をめぐる海洋総合知創出プロジェクト」（代表：神戸大学大学院海事科学研究科附属国際海事研究センター 准教授 中田達也）は、市民参加型の水中遺跡調査を実施する為に、本プロジェクトにおける研究エリアの瀬戸内海沿岸11の府県及び神戸市から、調査に参加していただける市民を公募いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。また興味のありそうな方にご紹介頂ければ幸いです。

◉プロジェクト概要

このプロジェクトは、海や湖、河川などの水域に残る過去の歴史を今に伝える「海洋文化遺産」を「水中考古学」という分野を基本として、市民を中心に専門家の意見を交えながら学際的研究として行います。公募に応じて選出された市民が、５名で１チームとなり、自身の居住するエリアに残る遺跡や伝承などを選び、調査し、その成果を発表します。

◉本プロジェクトの魅力

・どの水中遺跡を選ぶかということから始め、その遺跡のもつ魅力をどのように引き出すかについて、専門家からアドバイスを受けることができます。
・本プロジェクトに選出された市民の方々には、帆船「みらいへ」に乗船して、遣唐使が辿った航路を体験していただきます。また、その寄港地では、当時の乗員が食したと思われる食事を提供します。
・帆船に乗船中には水中遺跡、歴史家、ダイバーなど、海に関わる専門家の講話を受講することができます。
・他の地方から選出された市民の方々と親交を深め、他のエリアにはどのような遺跡があるのかを共有する機会をもつことができます。

◉応募要項

１次書類審査および２次面接審査を経て、最終合格者を決定いたします。

・応募期間2024年7月17日まで

詳細は、海洋文化遺産プロジェクトホームページをご覧ください。
https://www.ckuh-kobe.com/post/2ndimarcbosyu 

問い合わせ先

■神戸大学大学院海事科学研究科附属国際海事研究センター准教授 中田達也

TEL：078-431-6375   E-mail：