ブルー・モスク (スルタンアフメット・ジャミイ)
Sultanahmet Camii
イスタンブールを代表する壮大なモスク。17世紀初めにスルタンアフメット一世の命により建設され、他のモスクにはない6本のミナーレ(ミナレット)(尖塔)が大きな特徴。イスラム教の総本山メッカのモスク以外はミナーレを4本までしか建ててはならないことになっているのに、どうしてブルーモスクには6本あるのだろうか?それは、スルタンアフメット一世が、豪華さで権力を誇示しようと「金(アルトゥン:altin)のミナーレをつくれ」と命じたのを、建築家が「6本(アルトゥ:alti)のミナーレ」と聞き間違えたためだとか言い伝えられているが、さてさて真相はいかに。内部には2万枚以上の青色のイズック・タイルで彩られているため、「ブルー・モスク」の愛称で親しまれている。毎年6〜9月の夜にはライトアップされ、幻想的な風景を楽しむことができる。年中無休だが1日5回ある礼拝の時間には20〜30分間閉鎖されるため、観光客はしばらく待たなければならない。
ブルー・モスク (スルタンアフメット・ジャミイ)
(PHOTO By Capt. T.HIROHAMA)