第1回森と海をめぐる市民公開講座

　神戸大学と京都大学とのコラボレーションによる公開講座が、日本財団の後援により、2007年11月18日（日）に神戸市三宮にある神戸国際会館で開催されました。
　アクセスのいい場所で開催されたこともあり、会場が聴講者で満員となりました。
　この市民講座は、出来るだけ多くの市民の方へ、海を取り巻く諸問題に関心を持っていただくために身近にある海洋環境問題を取り上げました。
　パネルディスカッションでは、「海」への実体験が少ない若い世代が「海」についてシュノーケリング体験等を通じて「海」への理解を深められた例の紹介や「瀬戸内海」の現状から見た、瀬戸内海地域の環境問題にどのようにすれば参加できるのか等の質問が次々に寄せられました。
山下洋京都大学フィールド科学教育研究センター教授から、この講座で取り上げた「里海」という言葉を「里山」と同様に考えて頂き、家族や知人の方へ本日の講座内容をお話ししていただければ幸いですとの閉会の挨拶で締めくくられました。
　なお、本公開講座は、来年２月３日に第２回目の開催を予定しています。