前川  一真まえかわ  かずま

学士（海事科学） ： 神戸大学  2010年

修士（海事科学） ： 神戸大学  2012年

博士（工学） ： 神戸大学  2015年

担当科目

 

研究内容

究極のクリーンエネルギー社会である水素エネルギー社会の実現を目指して、極低温液体である液体水素（沸点約20 K）の海上輸送に関する研究を行っています。低温工学、超伝導工学を中心分野として、主に以下の研究を進めています。
 ・舶用大型液体水素タンク用超伝導MgB2液面センサーの開発
 ・海上輸送時における液体水素タンク内部のスロッシング現象の解明
 ・液体水素用ポンプの研究開発

学生へのメッセージ

福島第一原子力発電所事故以降、我が国のエネルギー事情はますます、化石燃料依存度が高まり、新たなクリーンエネルギーの普及が急務となっています。私たちの研究室では、水素エネルギーの普及を目指し、特に、液体水素に関する貯蔵・輸送の研究を行っています。私たちが目指す水素エネルギー社会の実現は、人々の日常生活を守り、次世代の子供たちへより良い環境を引き継ぐ事にも貢献できます。私たちの研究室では、国内外でも数少ない水素実験施設を有していますので、これを用いて水素エネルギー社会実現に向けて、一緒に研究しましょう。