廣野  康平ひろの  こうへい

商船学士 ： 東京商船大学  1987年

修士（商船学） ： 東京商船大学  1992年

博士（商船学） ： 東京商船大学  2003年

担当科目

全学共通 ： 海への誘い

学部 ： 海・船に親しむ、リーダーシップ、海上交通安全管理、船隊運航管理、トップマネジメントへの途

大学院 ： 海事安全管理論、先端融合科学特論Ⅰ、海事安全管理特論

研究内容

船舶の運航に携わる人に着目して、
 1 ） 技術・技量の面
ベテランと新人の違い等から、技術・技量を習得する過程の構造を明らかにしたいと考えています。これまでの教育・訓練プログラムは経験則的な根拠によるしかありませんでしたが、より、合理的で、かつ、実地に即したプログラム作りに寄与したいと考えています。
 2 ） 人間としての側面
技術・技量を発揮するためには、心身ともに健全でなければなりません。船員の健全性は、結局のところ、運航の安全性・経済性に影響を与えます。健康に関係する船内の食事や、業務遂行の円滑さを左右する船内の人間関係についての調査研究に取り組んでいます。

学生へのメッセージ

学生は、教員の研究を手伝うために存在しているのではありません。社会人として世に出る為の、見識・知識・技術を身に付いている途上にある、 ”修業の身” と認識してください。しかしながら、修業中であっても、修業中だからこそ、持ちえる疑問・問題意識があるはずです。また、何かを突き詰めてみたい学問的欲・≠ｪあるはずです。そのような話題で皆さんと議論をしたいと考えています。議論を通じて、皆さんは何かを得るでしょう。一方で、私は皆さんからいろいろな考え方や視点を教えてもらっています。その意味で学生と教員は対等です。勝負しましょう。